味
甘みが強く、コクがあるものが好みか、さっぱりとしたものが好みか、で異なります。例えば、アカシアはちみつはすっきりとした甘さ、クロバナエンジュはコクのある甘さ、やまふじは濃厚な風味が特徴です。食べ方や調理法にあわせて選んでみましょう。
香り
花の香りが強いものが好みか、香りが控えめなものが好みか、で選んでみましょう。例えば、毎日スプーン1杯のはちみつを直接召し上がっている方でしたら、香りが控えめなほうがおすすめです。他の食材に邪魔されず、はちみつそのものを味わうので、香りが控えめでも十分楽しめます。逆に少しクセのある風味の食材と合わせたい場合は、香りが強いはちみつがおすすめです。
産地
はちみつは長期保存ができるものの、やはり、採れたてのフレッシュな状態はおいしいものです。採蜜してからお届けするまでに時間が経ってしまうと、変質を引き起こす要素の可能性も必然的に多くなってしまいます。
できるだけ、お手元までスピーディに届く国産はちみつをおすすめします。
採蜜方法
非加熱のはちみつは酵素やビタミンが壊れずに残っているため、含まれている栄養に多様性があり、美容・健康志向の方に人気があります。これは、ミツバチが蜜を集めてくる際に、体内の酵素によってブドウ糖と果糖に分解しているためです。
はちみつは非加熱がおすすめですが、加熱したはちみつもエネルギー補給として優秀であることには変わりありません。クセが少なく口当たりがなめらかになり、保存しやすいことがメリットです。どちらもメリットがあるので、できれば食べ比べてみて自分にあっているほうをお選びください。
色
はちみつは、蜜源ごとに色が大きく違い、淡い色から濃い琥珀色まで幅広いグラデーションがあります。例えば、アカシアはちみつは水晶のような透明感のある金色です。対して、クロバナエンジュはちみつは、透明感はあるものの、赤みがかった茶色に近い色です。
料理によっては色の組み合わせで食欲をそそる見た目かどうか、変わってくることもあるかと思います。実は「おいしそう!」と思える色かどうかも重要な判断基準の1つなのです。
はちみつの栄養成分は、蜜源によって大きな差はありません。大切なのは、自分の好みに合った味や香りのものを選ぶことです。様々な種類のはちみつを試して、あなたのお気に入りの一瓶を見つけてみてください。