【蜂蜜販売】国産蜂蜜の選び方

蜂蜜の種類から選ぶ

蜂蜜には、一切加工物を加えていない純粋蜂蜜、ブドウ糖やショ糖が加えられた加糖蜂蜜、加熱処理された精製蜂蜜があります。好みや用途に合わせて最適な蜂蜜を選びましょう。

・蜂蜜本来の味を楽しみたいなら純粋蜂蜜

一切の加工がおこなわれていない純粋蜂蜜には、蜂蜜本来の栄養素が含まれています。蜂蜜本来の味わいや風味を求めている場合には、天然素材100％の純粋蜂蜜がおすすめです。

・低価格な蜂蜜を探しているなら加糖蜂蜜

加糖蜂蜜は純粋蜂蜜にブドウ糖やショ糖が加えられたものです。甘味が強いため、とにかく甘い蜂蜜が欲しいという方に人気があります。また低価格のため、価格を重視している方にもおすすめです。

・食べやすさを求めるなら精製蜂蜜

精製蜂蜜とは純粋蜂蜜に加熱処理を加えて、味や風味、蜂蜜の色に調整を加えたものです。蜂蜜独特のクセが少ない商品のため、食べやすさを求めている方にはおすすめです。

蜜源から選ぶ

蜂蜜の風味や味に関わるものが、蜜源となる花や木です。国産蜂蜜として多いものが、アカシア、みかん、レンゲです。レモンや柚子などの柑橘系はクセがなくすっきりとした味、とちや菩提樹は香り高くコクがある味というように、色や香り、風味が異なります。

・クセがない味わいが好みならレンゲ花の蜂蜜がおすすめ

レンゲの花の蜜からできた蜂蜜はまろやかでクセがありません。代表的な蜜源で、特に岐阜県や九州などで栽培されています。レンゲ蜂蜜はそのまま食べても美味しいですが、隠し味として料理や飲み物に入れるのもおすすめです。

・上品な甘さが好きな方にはアカシア花の蜂蜜がおすすめ

アカシア蜂蜜は「蜂蜜の女王」と呼ばれるほど人気が高い蜂蜜です。上品な風味とクセのない淡泊な味わいを楽しめます。サラリとしているため、パンなどにも使いやすいことが特徴です。

・さっぱりとした味が好みならみかん花の蜂蜜がおすすめ

和歌山県や静岡県などみかんの産地で多く生産されています。みかん花の蜂蜜は、柑橘系のさっぱりした風味を楽しみたい方におすすめです。紅茶との相性がよいのでお砂糖の代わりにいれるとよいでしょう。

・栄養価が高いものをお求めの方にはトチノキ花の蜂蜜がおすすめ

トチノキ花の蜂蜜は、東北地方を代表するトチノキを蜜源としています。栄養価が高く、固まりにくい蜂蜜を求めている方におすすめです。ほかの蜂蜜よりも香りが高く、コクのある甘さも魅力的なポイントになります。

値段にも注目しよう

安価な製品には水飴や人工甘味料などが配合されていることがあります。健康や栄養のことを考えているのでしたら、なるべく避けた方がよいでしょう。

品質を重視するなら養蜂場がわかるものがおすすめ！

蜂蜜販売店で購入する前に、原料だけではなく原産地や生産者の表記を確認するようにしましょう。国産がよいものというイメージがありますが、実際はそうではありません。添加物が使用されているケースがあるため、安全面を考慮するなら養蜂場・養蜂家が記載されているものを選ぶとよいでしょう。誰が生産しているのかが把握できれば、より安心して食べることができます。

見た目も確認しよう

見た目の透明度や結晶の有無から、蜂蜜の品質を確認できます。加工されていない自然の蜂蜜は花粉などが混じるため、濁った色合いになります。透明度が高い蜂蜜は加工品である可能性が高いです。ただし、花粉が少ないアカシアやリンゴなど果樹系の蜂蜜には、透明度が高いものもあります。

栄養を重視するなら非加熱の蜂蜜がおすすめ！

蜂蜜には、加熱処理を施した蜂蜜と非加熱の蜂蜜があります。蜂蜜の栄養を摂取したい方には、非加熱の蜂蜜がおすすめです。蜂蜜にはビタミンやミネラル、アミノ酸、天然酵素などが含まれていますが、ビタミンや酵素の中には加熱によって失われてしまうものが存在します。