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ミツバチの社会

万能調味料として活躍する蜂蜜は子どもから大人まで、幅広い世代に人気があります。とろりとした蜂蜜独特の甘みは、一度食べたらやみ付きになるほどです。蜂蜜を味わう上で小さな体で花から花へと飛び回り、花の蜜を採取するミツバチの存在は欠かせません。そんなミツバチの社会をご紹介します。

ミツバチの種類

一口にミツバチと言ってもその種類はさまざまです。日本にいるミツバチは在来種のニホンミツバチと、養蜂の主流となっているセイヨウミツバチの2種類です。セイヨウミツバチは1年に何度も採蜜ができ、集蜜力もニホンミツバチの5倍あると言われています。一方のニホンミツバチは1年に一度しか採蜜できず、希少価値が高いです。また、さまざまな花の蜜を集める性格のため、蜂蜜は百花蜜なのが特徴です。

ミツバチ社会の構成

何万もの群れで集団生活をするミツバチの社会は女王蜂・働き蜂・雄蜂の3種類で構成されています。


【女王蜂】
女王蜂は一つの群れに1匹のみの存在です。他の蜂と比べ体が大きく、王台と呼ばれる部屋でローヤルゼリーをエサに生活しています。
女王蜂の役目は子孫繁栄のために卵を産むことです。
1日に約1000個以上の卵を産む女王蜂は、一生のうちに100万個もの卵を産むと言われています。
働き蜂の寿命は1ヶ月程度ですが、女王蜂は4年以上生きるといった特徴があります。


【働き蜂】
採蜜をはじめ、食事・清掃・巣作り・警備などあらゆる仕事を行います。
群れの中でも一番数が多く、その全てが雌です。雌ですが生殖・産卵の機能がなく、約1ヶ月の寿命を働くことだけに費やします。
働き蜂は良い花を見つけた際、8の字ダンス・円ダンスと呼ばれる特有のダンスを踊り、仲間に花の在処を知らせます。


【雄蜂】
雄蜂は巣の従事に一切関わらず、女王蜂と繁殖するためだけに存在しています。
刺針もないので、害敵と戦うこともありません。女王蜂と交尾した雄は直後にその生涯を終えます。
中には交尾をせず巣の中に残る雄もいますが、やがて働き蜂によって巣から追い出されてしまうのです。

厳しい環境下で共に支え合っているミツバチだからこそ、豊富な栄養素を含むおいしい蜂蜜ができるのです。

藤田養蜂園ではアカシア・とち(マロニエ)・リンゴ・白詰草(クローバー)などの国産純粋蜂蜜を販売しております。
国産ならではのおいしさをぜひご堪能ください。

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